肱川氾濫 自宅が浸水
7月の大洲の肱川氾濫で、自宅一階部分がすべて浸水してしまい、近所の人が助けてくれなければどうなっていたか…。
今回相談いただいたのは、ヘルパーの経験が15年もある娘さんからでした。
大洲で一人で生活していた103歳の父親、自宅が浸水してしまい住む施設を探していました。
ショートステイを3ヶ所移った結果、環境に慣れないストレスでご飯が食べられなくなり、床ずれもおこし、救急車で松山の病院に運ばれました。
治療も終わり、退院後の施設探しを考えている時にウチシルベ松山を知り、お手伝いをさせて頂くようになりました。
強い思いに心打たれ
高齢の上に心臓がかなり弱っており、娘さんの家から近い施設を希望されていました。
娘さん夫婦に5ヶ所見学案内したなかで、立地も予算も雰囲気も希望通りの施設が1ヶ所見つかりました。
その1ヶ所をとても気に入り、どうしてもそこに入所させたいと強く希望されました。
案内の際に、娘さんが施設の方に何度も何度も手を合わせ入所をお願いしました。
一度は断られ、ショックを受けていたのですが、娘さんの強い想いが通じたのか、翌日、施設の方から「なんとか調整つけて、受け入れます!」との連絡を頂きました。
その連絡を頂いた時の娘さんの喜ぶ顔と、施設への感謝と私へのお礼の言葉は、今でも脳裏に鮮明に刻んまれています。
ご家族の方が安心して、ご本人が楽しく暮らせる、そんな施設探しのお手伝いができるようこれからも頑張っていきます。